No.12  不安障害とわたし~リハビリ出勤・週2回へUP~

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3月に過呼吸が出現して、4月に不安障害と診断され薬物治療が始まりました。

薬物療法と認知行動療法の2本柱で8月には週1回のリハビリ出勤が可能になりました。

自分の症状と向き合いながら週1回のリハビリ出勤を休むことなくクリアでき、9月からは週2回のリハビリ出勤に降格することができたのです。

今回は週2回のリハビリ出勤の体験談をお話しさせていただきます。

内服薬増量!!

8月に開始した週1回のリハビリ出勤は、職場のスタッフの協力と不安時の薬を使用して休むことなくクリアできました。

8月末の心療内科受診では「ここから出力をあげるために薬を増量します。」と言われエスシタロプラム錠0.25mg→0・5mgへ増量、レキサルティOD錠0.5mg追加となりました。

なんと、この薬の増量が私の出力を上げてくれて、8月まではウツウツしていた感覚が全くなくなり20代~30代の頃の自分に戻った感覚でした。

もちろん、1日がパワフルに生活を送ることができたのです。仕事でも徐々に仕事量を増やしたり、周りのスタッフとの会話も楽しくできるようになりました。

週2回のリハビリ出勤

不安障害が1つの目標をクリアできるために大切なことは、「できそうだな。」と思った時に行動を行うことです。決して無理に行ってはいけません。

そんなことで、薬の増量となり、ウツウツとした感情がなくなり、1日がパワフルに動けるようになった私は職場長に週1回のリハビリ出勤から週2回のリハビリ出勤に変更してもらいました。

しかし、まだリハビリ出勤を始めたばかりなので仕事内容と出勤時間は変更しないで仕事をさせて頂きました。徐々に緊張せずに通勤でき、職場環境にもなれて、自分の仕事以外にも他のスタッフの仕事の手伝いを行うことで仕事内容の幅も増えて自信をつけることができました。

パニック障害・不安障害のリハビリ出勤時の心身の状況は10のうち1~4のレベルです。まだ少しの刺激で体調が悪化したり、マルチタスクができない状況にいます。他のスタッフの仕事を自分のやれる範囲で手伝えることは、自分の仕事の幅も広がる良い方法です。

こんな状況で9月は週2回のリハビリ出勤も体調を崩すことなく行うことができました。

休みの日のメンテナンス

リハビリ出勤を行うことで生活に、メリハリと自信がうまれてきました。

仕事以外では仕事のことは考えず、家事、ウォーキングは欠かさず行っていました。また、薬も増量して行動範囲も広がり大好きなドライブに行けることが嬉しくて毎日楽しく過ごすことができました。

4月の心療内科受診から、主治医から「毎日楽しむように」と言われ続けていました。その時は、「楽しみって何!!」と思っていましたが、週2回のリハビリ出勤だけど仕事も家の事も楽しくてしかたがありませんでした。

主治医から「楽しい時と楽しくない時の脳の働きは違う。」と言われたことが理解できました。楽しい時は悩みませんよね。ストレスもありません。パニック障害・不安障害に関わらず一般的に楽しむことは体に良いことなのです。

仕事以外では症状を改善するべく、可能な限りウォーキングは欠かさず、ドライブでリフレッシュしていました。

トンネルが通れるように!!

4月に不安障害になった時は地獄でした。広場恐怖症、予期不安、回避行動が加わり全く生活ができない状態になったのです。

シングルマザーで自分が生活を支えなくてはならないのに、何もできない。日々襲われる恐怖のパニック発作、車も運転できない、近所のスーパーに入ることもできない、他人と会話ができない、本当に悲惨な世界でした。

広場恐怖症になってしまうと、狭い、暗い、逃げだせない空間にいることができません。部屋を閉め切るだけでもパニック発作が出現するのです。もちろん、バスや新幹線の公共機関、店、トンネルの運転は恐怖のなにものでもありませんでした。なぜ過換気呼吸から始まった症状がいきなりこんな症状に切り替わったのか疑問でなりません。

今まで普通に行えていたこのことが恐怖の塊で全くできなく、悔しい思いで一杯でした。いつしか、トンネルを運転できるように目標の日を決めていましたが、思いつめるばかりで惨めな感情になるばかりでした。

パニック障害・不安障害の目標の達成は「できそうだ。」と思った時に行うことが大切です。

9月のある日、ドライブに行こうと思いいつも通りに不安時の薬を内服して出発!!なんと、目標にしてたトンネルを通ることができたのです。それから、何度かトンネルを運転することで、現在は普通に運転をすることができています。

まとめ

リハビリ出勤が週2回に増えたタイミングは、薬の増量のタイミングもありました。

どんな時も自分を大切にして自分のペースで仕事をさせてもらうことが回復への近道です。決死して無理うぃする必要はありません。無理をしてリハビリ出勤をしてしまうと症状が悪化して仕事に行けなくなってしまいます。

そして、仕事以外ではゆっくり休んだり、楽しいことをして自分を労りましょう。

ここまでお付き合いして頂きありがとうございました。

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